幡代だより 平成20年度 学校だより 5月号
気づきや感動を表せる子供を目指して
副校長 槙 真吾
幡代小学校の校庭は人工芝ですが、土の部分も多くあり、花壇や畑、植栽などに使われています。土がないところにも植木鉢やプランターが置かれています。学校の玄関にも、主事室の職員が丹精した花がたくさんあり、心を和ませます。
幡代学級では畑を耕して野菜を、1・2年生はアサガオやトマトを、3年生は、ヒャクニチソウやホウセンカを育てます。4年生は温度計を使って気温を測り、気候を数値でとらえたり、木の枝の様子を詳しく観察したりします。5年生は、幡代タイムでバケツ稲の栽培が始まりました。6年生は、実験に使うジャガイモを栽培します。
飼育や栽培活動は、生活科や理科の学習だけではなく、自然を大切にする心、生命尊重、根気強さの育成につながります。成長の喜びや美しい花を咲かせたときの感動も味わえます。
このような自然とのかかわりのほかに、学習、人間関係、遊び、家庭生活などは、子供たちに多くの発見や感動をもたらす体験です。
今年度の幡代小では、子供たちのこのような体験、発見、感動を、言葉や文にして伝え合う力を高める研究をしていきます。話すことや聞くことという具体的な児童の姿を、各学年や教科でどのように目指していくかが課題です。次の春には、子供たちの心身が大きく育ち、豊かな心と表現力をもつ姿に変わっていくよう、職員一同努力します。
詳しくは来月以降の幡代だよりでもお知らせします。尚、研究授業等で時間割や下校時刻が変わることがあります。その際には事前にお知らせしますが、どうかご了解願います。
あいさつ・あとかたづけ・あんぜん
生活指導
人間の感情や行動を司っているのは脳です。
脳が心地よいと感じるのはどのようなときでしょうか。それはよいことを口にしたり、聞いたり、行ったりするときだと考えます。
明るいこと、楽しいこと、人のためになることを言ったりしたりすることが脳を快適にするのです。
例えば、元気にあいさつをすることは、相手を喜ばせるし、口にした自分も元気になります。
あとかたづけをすると、周りの人を気持ちよくさせるし、清潔さが自分をも気持ちよくさせます。こう考えると、「行動」が「思考」を規定するともいえるかもしれません。
「あいさつ」「あとかたづけ」「あんぜん」の3つが本校生活指導の重点目標です。この3つの行動を通して、よりよい成長を図っていきます。どの3つも相手も、自分も気持ちよく、心地よくさせる行動、行為です。
全校を上げて、この3つの指導を繰り返しながら、社会性のある、規範意識の高まった子どもたちに育てていきます。
幡代小学校の特別支援教育
特別支援教育校内委員会
昨年度から渋谷区で特別支援教育が本格的に始まりました。「特別支援教育」ってなんだろう?と思っている方もまだまだ多いのではないかと思いますが、「教育上特別な支援を必要とする児童、生徒及び幼児に対して、障害による学習上又は生活上の困難を克服するための教育を行う」ものです。
幡代学級(特別支援学級)での指導も特別支援教育の1つになります。少人数の集団の中で個の実態に合わせてきめ細かく指導を行っています。通常学級との交流も、互いに認め合える関係を築くために、積極的に行っています。
通常学級の中で、学習上で支援が必要な児童には、すてっぷルーム(特別支援教室)での指導、またはT・T(ティームティーチング)での指導を行っています。児童一人一人の課題に合わせて「学習指導員」とよばれる担当の教員が主に指導をします。昨年度は、適切な支援を行うことにより、学習に前向きになり、苦手意識が軽減され、学習以外の場面でも積極的に取り組む様子が見られています。
今後、特別支援教育を進めていくためには、保護者の方々のご理解が不可欠になってくると思いますので、温かく見守っていただくよう、よろしくお願いいたします。
学校は楽しいな
第1学年
入学して約一ヶ月が過ぎ学校生活に慣れてくると、子供たちの笑顔が多く見られるようになりました。今では、朝の支度や名札付けなどを一人でできるようになりました。
初めて校庭で遊んだ時、どの子も歓声をあげながら走り回る姿が見られ、微笑ましく思いました。「登り棒のてっぺんまでいったよ。」「友達とリレーしたよ。」と教室に戻ってくると嬉しそうに話してくれます。
また、校歌をとても楽しんで歌っています。休み時間に、「歌はともだち」を開いて口ずさんでいる子や、「もう校歌をおぼえちゃった。」と言い、大きな声で歌っている子もいます。
給食でもそれぞれが自分の役割を進んで行い、気持ちよく準備ができています。おかわりを何度もしてたくさん食べています。
これからも色々な事にどんどん挑戦して、楽しんで学校生活を送ってほしいと思います。
最高学年として
第6学年
6年生は現在、毎朝1年生や幡代学級の教室に行き、朝の準備を手伝っています。始めのうちは、何をしてよいか分からなかったり、1年生にどう接してよいか分からなかったりする姿が見られましたが、今ではお互いの事がよくわかってきたようです。
「○○くんを待っているんだ。」、「休み時間も遊びに行こうよ。」など6年生の中から1年生の話題が増えてきました。また、1年生や幡代学級の先生方にも「よくがんばっていて、さすが6年生ですね。」と褒めていただき、やる気がますます出ているようです。
また、朝会時のあいさつや校旗の掲揚など6年生は学校の代表として様々な仕事があります。委員会やクラブなどまとめ役になり、率先して行動したり、行事の準備・後片づけなどを行ったりと、影となり日向となり幡代小学校を支えています。
たくさんの仕事を任され、それらをやり遂げながら、達成感や自信を持つことができることを願っています